v10.0
- ID:
- 52238
- 年度
- 2011
- 月日:
- 1129
- 見出し:
- 巨大トチノキ 5年伐採禁止
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20111128-OYT8T01245.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 安曇川上流の高島市朽木地区の山林でトチノキの巨木を保全しようと、県と地元環境保護団体「巨木と水源の郷(さと)をまもる会」(青木繁会長)、山林所有者17人が「今後5年間は伐採しない」とする協定を結び、同会メンバーらが28日、該当する巨木に「保存木」を示す看板の取り付け作業を始めた。
協定には近く、市も加わることにしている。
同地区では、地上から高さ1.3メートルの部分の幹回りが3メートルを超す巨木(樹齢400~200年)が2009~10年にかけ、50~60本が住宅建材用などとして伐採されていたことが判明。琵琶湖の水源の山で保水力が低下し、土砂流出にもつながるとして、同会は山林所有者らに巨木を売らないよう
、協力を求めた。
県も「琵琶湖森林づくり県民税」を活用し、山林所有者に保全協力費を支払うなどして後押しを始めた。
この日、同会メンバーや県職員、山林を所有する男性(74)ら約10人が、トチノキ8本に保存木を示す看板(縦30センチ、横42センチ)をくくり付けた。今年度は年内にも49本に設置する予定で、来年度は約70本を計画している。
..