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- ID:
- 52114
- 年度
- 2011
- 月日:
- 1014
- 見出し:
- 日光杉並木オーナー7年ぶり契約増
- 新聞・サイト名:
- 下野新聞
- 元URL:
- http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20111112/659468
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 日光杉並木の杉を1本1千万円で購入してもらい、販売額の運用益を保護事業に充てる県の「日光杉並木オーナー制度」で、2011年度(11月11日現在)のオーナー契約杉は累計521本と、04年度以来7年ぶりに前年度を上回るペースで推移していることが12日までに分かった。東日本大震災による企業
収益の悪化で新規契約減や解約増が懸念されたが、10年度に比べ新規契約は増加、解約は減少している。
県教委によると、11年度はこれまでのところ、新規契約本数が20本、解約7本。10年度の同時期は新規契約9本、解約16本だった。11年度の新規契約の内訳は10法人6個人で、10年度(2法人、5個人)に比べ、法人の契約増が目立っているのが特徴だ。
この結果、累計本数は10年度比13本増に。オーナー杉は04年度の558本をピークに減少傾向だったが、11年度はようやく歯止めがかかりそうな状況だ。震災で社会貢献が注目されていることや、解約すれば全額返還されることなどが増加の一因とみられている。
オーナー制度は杉並木保護を目的に1996年度に創設された。11年度は運用益から約2千万円を活用して木製20+ 件の柵をつくり、立ち枯れ防止策を施す予定だ。
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