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- ID:
- 52110
- 年度
- 2011
- 月日:
- 1110
- 見出し:
- 原子力開発機構除染事業 松江の処理会社採択
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20111109-OYT8T01153.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 福島県で効果的に除染を進めるため、独立行政法人・日本原子力開発機構(茨城県)が全国公募していた除染技術実証試験事業に、松江市富士見町の排水処理会社「ネオナイト」の除染事業が9日、採択された。
同機構は、優れた除染事業を10月に全国公募。約300件の応募があり、同社など25社の事業を採択した。
ネオナイトは、島根県産ゼオライトを使い、放射性セシウムに汚染された小学校のプール水を除染。福島県いわき市産の珪藻土(けいそうど)と混ぜ、現地で新しい水質浄化剤の製造も行っている。
採択された事業は、現地で製造した水質浄化剤を使い、いわき市などで木材の除染を進め、出荷できるようにする。福島県木材協同組合連合会や地元企業も協力。今月下旬から取りかかり、来年2月頃までに同開発機構に結果を報告する。
同社は「島根発の技術で効果的に除染し、福島の復興に貢献できれば」と意気込んでいる。
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