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- ID:
- 52092
- 年度
- 2011
- 月日:
- 1109
- 見出し:
- TPP交渉への参加阻止訴え決起集会
- 新聞・サイト名:
- 日テレ
- 元URL:
- http://news24.jp/nnn/news8871575.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 総決起集会には、農業関係者はもちろん、漁業や林業、医師会など各団体からおよそ3000人が集結した。TPP参加交渉を巡っては交渉参加の是非について野田総理が今月10日に態度を表明すると見られている。JA山形中央会の今田正夫会長は「国のありようが一変するという大変な問題である。TP
P交渉絶対阻止に向けて頑張ろう」とあいさつした。高橋副知事は「わが国への全体的な影響について、どの分野にどのような影響があるのか、対応策についても具体的な説明が無く、国民的議論が進んでいないのが現状。現段階で政府が交渉参加の結論を出すことは拙速と言わざるを得ない」と吉村知事
のメッセージを代読した。集会では、農業だけでなく、医療分野からも反対の声が上がった。県医師会の有海躬行会長は「自由にお金を使えば医療が出来るという分野がどんどん入ってくるのでは。いわゆる保険診療外の分野。そうすると、患者の医療費負担が非常に増える。公的医療の範囲が狭められ
るのでは」と述べた。集会に続き、参加者たちは市内中心部をデモ行進し、TPP交渉参加反対の気勢をあげた。参加者は「農業そのものが崩壊。農家自身が農業をやろうという意欲が半減してしまう」。「参加した場合の対応をきっちり出すべき。情報がまったく無い。それでは賛成も反対もありえない」。「アメリ
カが有利になるような条件を丸呑みにするのではなく、代替案をしっかり打って、しっかりそれを国民が賛成している状態で交渉するなら話は分かる。関連産業が大ダメージを受ける。大震災から1年もたたないのに、このタイミングだる必要は無いだろう」。
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