v10.0
- ID:
- 52056
- 年度
- 2011
- 月日:
- 1105
- 見出し:
- 総合計画の達成目標を設定 田辺市
- 新聞・サイト名:
- 紀伊民報
- 元URL:
- http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=220665
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 和歌山県田辺市は「第1次田辺市総合計画(2007~16年度)」の後期5年間(12~16年度)に反映させる基本計画案を策定した。今回は初めて事業の具体的な達成目標を掲げた。
「総合計画」は10年間のまちづくりの指針とする基本構想と、前後期に分けた基本計画からなる。
後期基本計画案は「人をはぐくむまち」「安心して暮らせるまち」「安全で住みよいまち」「活力みなぎる産業のまち」「快適な環境のまち」「市民と行政が共につくるまち」の六つの柱を掲げた。後期ではそれぞれの現状値とその5年後の達成目標値を設定している。
「人をはぐくむまち」では学校給食の地場産物使用割合の目標を29%(10年度)から40%(15年度)に設定。不登校児童生徒の割合も10年度から15年度に向けて小学校は0・26%から0・23%に、中学校は2・16%から2%に設定した。
市民1人当たりの図書貸出冊数は3冊(10年度)から5・5冊(15年度)に設定。このほか市の美術館への入館者数や市主催の講習会や学習会への参加数を増やす目標を設定している。
「安全で住みよいまち」でも10年度から15年度にかけて、自主防災組織結成率92・6%、木造住宅耐震診断率56・8%をそれぞれ100%に掲げた。
「活力みなぎる産業のまち」でも10年度と15年度を比較して、梅の収穫量は1万6400トンから2万3千トンに、梅生育不良新規発生本数は1476本から1300本に、搬出間伐20+
件の面積は172・3ヘクタールから250ヘクタールに、紀州備長炭生産量は367トンから400トンに、漁獲量は5013トンから5360トンに目標設定した。また、観光客は09年度の351万4千人から5年後には370万人に増やす計画。
「快適な環境のまち」では、市民1人当たりのごみ排出量を10年度の1日1090グラムから15年度には940・3グラムに、同様にごみのリサイクル率を21・8%から25%へ設定した。
市は後期基本計画案を市役所本庁や市民総合センター(同市高雄1丁目)、各行政局に備え付けたほか、市のホームページへも掲載している。
問い合わせは市企画広報課(0739・26・9963)へ。
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