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- ID:
- 51875
- 年度
- 2011
- 月日:
- 1014
- 見出し:
- 過去最大級のツリー原木搬出
- 新聞・サイト名:
- 十勝毎日新聞
- 元URL:
- http://www.tokachi.co.jp/news/201110/20111013-0010661.php
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- サッポロファクトリー(札幌)の「ジャンボクリスマスツリー」に使うトドマツが12日、広尾町上豊似の国有林から掘り出された。ツリーの原木としては過去最大級で、冬の道都を華やかに彩りそうだ。
クレーンでつり上げられるジャンボクリスマスツリーの原木
ジャンボクリスマスツリーは今年で19回目。毎年、広尾町から贈られるトドマツを原木に使っている。
今年の原木は、同ファクトリーを運営するサッポロ都市開発の菅埜誠社長が8月30日、町内を視察した際に白羽の矢を立てた。高さ約16メートル、重さは約3トンと過去最大級のジャンボぶりだ。
12日は午前8時から作業を開始。ジャンボクリスマスツリーは生きたまま札幌に送る必要があるため、6人がかりで2時間半かけて根から丁寧に掘り出し、クレーンで慎重につり上げてトラックに乗せた。
13日には札幌市内に到着し、10月下旬ごろから同ファクトリー内でイルミネーションの飾り付け作業などに入る。同社は温かみのあるデザインにしたいとしている。
町水産商工観光課は「今年は東日本大震災など悲しい出来事が多かった。美しいツリーとなって、見る人に夢や元気を与えてくれたら」と期待している。
同ツリーの点灯式は11月3日午後6時からの予定。広尾ではこれに先立ち、今月22日午後5時から大丸山森林公園で、一大イベントのサンタランドツリー点灯式が開かれる。
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