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- ID:
- 51478
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0901
- 見出し:
- 1本で1円みなかみ町に寄付
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110901-OYT8T00061.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 地元の名水を飲んで自然保護を――。JR東日本ウォータービジネス(本社・東京都渋谷区)は31日、同社の主力商品のミネラルウオーター「フロムアクア」を1本購入するごとに1円が谷川連峰の自然保護活動に寄付される「谷川連峰・水と緑のプロジェクト」を始めると発表した。
「フロムアクア」は、同社の前身のジェイアール高崎商事が扱っていた「大清水源水」を2007年に刷新して発売。大清水源水の頃から同様、谷川岳直下からくみ上げた天然水を100%用いている。
プロジェクトは9月1日から10月31日まで。期間中に、300万円の寄付金を見込んでいる。寄付金は谷川連峰を擁するみなかみ町に贈られ、町は寄付金を自然保護活動やエコツーリズム事業、子供の環境教育などに充てる。列車の中づり広告などでPRも行う。
一連の活動は、JR東日本ウォータービジネスと町が協力して実施。9月末~10月初めには、地元の小学生を対象に、谷川岳登山を通じて森林や水の大切さを学ぶ「谷川岳一ノ倉沢教室」を開く。その後も自然ガイドの育成などを計画している。
記者会見した同社の田村修社長は「谷川連峰の水は、会社のビジネスの原点。地元に還元できる活動を続けたい」と意気込む。みなかみ町の岸良昌町長も「消費者と直接つながる活動。自然保護への参加意識を高めるともに、PRを通じて観光客誘致などの経済効果も出る」と期待を寄せた。
フロムアクアは500ミリ・リットル110円、280ミリ・リットル100円。JR東日本管内のキオスクや駅構内の自動販売機のほか、コンビニ店「セーブオン」の一部店舗などで販売されている。
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