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41・6450)。
- ID:
- 51464
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0831
- 見出し:
- サケ事業、未来見据え 宮古漁協がくい打ち
- 新聞・サイト名:
- 岩手日報
- 元URL:
- http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/h201108/h1108302.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 宮古漁協(大井誠治組合長)の組合員ら10人は29日、9月から始める川サケ漁に向け、宮古市の津軽石川河口付近で、網を掛けるためのくい打ち作業に汗を流した。
東日本大震災では、稚魚放流を通じたサケ増殖のための施設を津波が襲った。河口付近にあった採卵場や番屋、上流部の津軽石ふ化場も破壊された。懸命に復旧を進め、秋サケ遡上(そじょう)に対応できるところまでこぎ着けた。
同日は潮が引くのを見計らって午前8時ごろから作業を始め、約70本の木製くいを立てた。接近も予想される台風12号の通過を待ってから網を入れ、早期回帰群のサケを狙い漁を始める。
震災当初は「再開は無理」と感じていたという同ふ化場の萬直紀場長は「ふ化場の復旧はまだ途中だが、今年サケを捕れなければ4年後に支障を来す。頑張る」と表情を引き締めた。
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