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- ID:
- 51401
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0825
- 見出し:
- 願い秘め、実りたわわ 錦天満宮が梅型「絵馬」
- 新聞・サイト名:
- 京都新聞
- 元URL:
- http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20110824000056
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 京都市中京区錦小路通新京極の錦天満宮が丸い梅の実の形の「絵馬」を授与している。願い事を書いた短冊を人目に触れないよう内部に納める仕組みで、プライバシーに配慮した。天満宮の祭神の菅原道真が梅を愛したのにちなみ、願い事が実るよう「大願梅(たいがんうめ)」と名付けた。
従来の絵馬は板に願い事を書き、樹木や社殿の壁につるす。思いが人に見られるので思い切ったことが書けないという声もあり、近年は絵馬にシールを張って見えないようにしている神社もある。
大願梅は願いを書いた短冊を丸め、木製の球形の絵馬に入れてフタをする。住所や名前、受験先や恋愛の思いを託してもプライバシーは守られる。参拝者は境内の木につるしたり、持ち帰ったりしている。
見えないと神様に願いが届かないのではないか? 大和政夫宮司(69)は「願い事は従来の絵馬に託しても、手を合わせて念じてもいい。神様と向き合う形はさまざまです」と言う。
大願梅は500円で授与している。
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