v10.0
- ID:
- 50738
- >年度
- 2011
- >月日:
- 0614
- >見出し:
- 飛鳥の「馬鍬」 東京デビュー 08年 稲積川口遺跡で発見
- >新聞・サイト名:
- 中日新聞
- >元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20110612/CK2011061202000150.html
- >写真・動画など:
- 【写真】
- >記事内容
- 氷見市の稲積川口遺跡の発掘調査で二〇〇八年に見つかった飛鳥時代の農具「馬鍬(まぐわ)」などの出土品二十点が、十一日から江戸東京博物館(東京都墨田区)で始まった文化庁の最新発掘速報展「発掘された日本列島2011」に出品された。同展への氷見市からの出品は初めてで、県からは九
年ぶり。
馬鍬は牛や馬に引かせる水田の代かきの木製農具。七世紀前半のものとみられ、長さ百十八センチのクリ材の台木に、長さ六十センチの木製の歯十一本がある。長さ五十二センチの柄も見つかり、柄の形状が分かる馬鍬としては全国で初めての出土品。
同展は、全国二十一遺跡から出土した旧石器時代-近代の遺物計五百点を紹介。七月末までの江戸東京博物館に続き、新潟市歴史博物館や静岡市登呂博物館など全国五カ所で来年二月十四日まで巡回展示される。
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