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- ID:
- 50537
- >年度
- 2011
- >月日:
- 0524
- >見出し:
- 桜の名所復活へ/女木島で住民らが間伐作業
- >新聞・サイト名:
- 四国新聞
- >元URL:
- http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20110524000139
- >写真・動画など:
- 【写真】
- >記事内容
- 女木島(香川県高松市女木町)を桜の名所にしようと約9年前に多くの桜が植樹された山林で22日、鬼ケ島観光協会や住民らが雑木の間伐100+
件や下草刈りなどを行った。植樹した桜は生い茂る雑木で見えにくくなっており、もう一度美しい桜の景色を取り戻そうと、降りしきる雨の中、住民やボランティアが作業に汗を流した。
桜の植樹は、島の対岸にあるサンポート高松からの眺望を演出しようと、「女木島に桜を植える会」や市などが協力して2002年に開始。計3千本を目指してソメイヨシノなどを植え付けた。
植樹後は、地元住民らが地道に下草刈りなどを実施。ただ、毎年花は咲くものの、雑木はすぐに大きくなるため住民だけでは手入れが追いつかず、サンポートから桜が見えない状況となっていた。
この日は約30人がなたやチェーンソーを手に足場の悪い急斜面の林に入り、桜よりも背が高くなった雑木を伐採。作業が進むにつれ、徐々に明るい光が林に差し込んでいた。
参加した女木校区連合自治会の西岡藤八会長(69)は「林を管理をしている住民も高齢化して思うようにいかない。植樹した桜を無駄にしないよう原点に返って管理の仕方を考える必要がある」と話していた。
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