v10.0
- ID:
- 49480
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0119
- 見出し:
- 「秋田らしさ」で温暖化防止
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110119-OYT8T00145.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 県環境審議会地球温暖化対策部会は18日、県地球温暖化対策推進条例案をまとめ、佐竹知事に答申することを決めた。秋田らしさとして、CO2など温室効果ガスを吸収する広大な森林の保全、風力や地熱など県内に豊富な再生可能エネルギーの導入などを盛り込んだ。県は答申を受け、条例案を2月
定例県議会に提案する。
条例案では、県、県民、事業者は温暖化対策に取り組む責務があると明記。温室効果ガス排出量の増加が著しい家庭とオフィスの対策を促すとともに、排出量が一定規模以上の事業者からは削減に関する計画書と報告書の提出を求める。
また、森林の保全と整備の観点から、県民と事業者に秋田スギなど県産木材を建築材料に使うよう求めている。再生可能エネルギーについても、県は率先して利用に努めるとした。排出量削減の計画書と報告書の提出を求められる事業者も、再生可能エネルギーを利用すれば、その分排出量を抑えたと
みなせるようにする。
具体的な削減目標は、条例に基づく県地球温暖化対策推進計画を別に定める。計画では、2020年度の排出量を90年度比10%減の713万トンに抑える数値目標を設定する見通しだ。
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