v10.0
- ID:
- 50044
- 年度
- 2011
- 月日:
- 0322
- 見出し:
- 災害対策に自助、共助、公助 高岡市福岡消防署が防災セミナー
- 新聞・サイト名:
- 山新聞
- 元URL:
- http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20110322203.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 高岡市福岡消防署の「防災対策セミナー」は21日、市福岡防災センターで開かれ、地 元自治会長ら約40人が講話や実技訓練などを通し、自主防災組織の強化へ向け知識を深 めた。
東日本大震災の犠牲者へ黙とうをささげた後、奈良岡由多可主幹が東日本大震災やニュ ージーランド地震に触れ「行政機関だけでは大きな地震に対応できない。自助、共助、公 助が上手に連動することが大事」とあいさつした。
山谷純史副主任が東日本大震災や能登半島地震、阪神大震災の被害状況を写真スライド を使って説明。阪神大震災では、倒壊家屋の下敷きになった被災者の98%は、自力で脱 出したり、家族や友人、通行人に救助されたことなどを紹介した。
倒壊した家屋を想定し、木材が積み置かれている1階のエントランスでは、職員が木材 の下敷きになった人形を使って救助方法を実演した。要救助者を発見した際は、早急に近 くの人を集めることや常に要救助者へ声を掛けて安心感を与えることなど、救出のポイン トを紹介した。
引き続き、参加者は同センター内に展示されている防災機器を見学したほか、消火器の 使い方や応急担架の作り方を実践で学んだ。
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