v10.0
考え、運営面での貢献にも力を入れていきたい」
(くろだ ひでくに)2000年Lewis&Clark College(米国)卒後、01年4月コクヨ入社、同年10月コクヨオフィスシステム出向、05年7月同社取締役兼執行役員、07年7月同常務執行役員、09年4月からコクヨ取締役・コクヨファニチャー代表取締役。34歳。
- ID:
- 49321
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1227
- 見出し:
- 県林業研樹木園の一部 木残したまま売却
- 新聞・サイト名:
- 徳島新聞
- 元URL:
- http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/12/2010_129332695636.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 徳島県が多数の樹木を残したまま、県森林林業研究所(徳島市南庄町5)の樹木園の一部を不動産業者に売却した。薬効や病虫害調査など研究用として半世紀以上、大切に育ててきた標本や記念植樹の木が含まれ、惜しむ声が出ている。
樹木園(約1万3000平方メートル)は1954年、研究所と同時に開設された。しかし、農林業関連の研究所再編の一環で今月、樹木園の一部約3400平方メートルを北島町内の不動産業者に約9580万円で売却。この中に約200本の樹木があり、不動産業者はツバキなどを除いて伐採し、宅地化す
るという。
県は売却前、木の86件有用性や希少性を約2年間かけて調査。蜂須賀桜やスギ科の高木センペルセコイア、モミジの仲間のサンゴカクなど28本を移植したが「費用が膨大になる」との理由で大半は残した。NPO法人徳島雲南友好植物園理事長の遠藤憲佑(けんすけ)さん(64)=石井町石井=は「売
却前に無償の引き取り手を募るなどの方法はあったのではないか」と指摘する。
残っているのは、学問の木として知られるカイノキや、葉に腎臓病の薬効があるというウラジロガシ、北米原産のタイサンボクなど。05年まで研究所に併設されていた県農業大学校林業分校の卒業生が約30年前に記念植樹したニッケイもある。
..