v10.0
姿などを、見つめていたのかもしれません。
- ID:
- 49298
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1224
- 見出し:
- 「エコの森」で友情育む 角田でヤマザクラ30本植樹
- 新聞・サイト名:
- 河北新報
- 元URL:
- http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101224t75001.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 宮城県角田市と友好都市関係にある東京都目黒区が、地球温暖化防止や区民の環境意識の啓発を図ろうと、同市藤田に整備する「めぐろエコの森」の初の植樹作業が18日、現地で行われ、両市区の関係者がヤマザクラの苗木を植樹した。森林整備をきっかけに、両市区は環境分野で交流を活発化
させることを誓った。
めぐろエコの森は、角田市東端の亘理、山元両町との境界にある四方山(272メートル)山頂付近の公園に整備された。目黒区が地元行政区から園内の約1ヘクタールを無償で借りた。
区の事業費は、エコの森の日常管理を行う仙南中央森林組合への委託料など271万円。同区にある私立日出高(生徒892人)が昨年11月に開いた文化祭の売上金約60万円を区に寄付し、その一部も事業費に充てた。
植樹には目黒区から青木英二区長や区議会関係者、日出高の生徒ら合わせて14人が角田市を訪れ、大友喜助市長ら市側の約30人と一緒に、斜面にヤマザクラの苗木30本を植えた。市や区によると、本年度中に100本まで増やすという。
青木区長はあいさつで「区民に足を運んでもらえる森に育てたい。環境面で連携を深めよう」と呼び掛け、大友市長も「目黒区で排出された二酸化炭素(CO2)を角田市の森林が吸収できる。両市区の友情の森になってほしい」と応じた。
当初、昨年4月に大規模な山林火災が起きた角田市島田に整備し、山林復旧を進める計画だったが、市内を一望できる立地環境、交通利便性などを考慮し、目黒区が最終的に現在地での整備を決めた。
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