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- ID:
- 49216
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1220
- 見出し:
- 煩悩焼き尽くす炎 徹夜で護摩木たき 篠栗町の寺院
- 新聞・サイト名:
- 西日本新聞
- 元URL:
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/216532
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 篠栗町萩尾の呑山観音寺天王院で18日夜から19日未明にかけ、1年を締めくくる年末恒例の「八千枚護摩大行」があり、参拝者たちが立ち上る炎に手を合わせた。
今年で35回目。同大行は徹夜で8千本の護摩木をたき、「煩悩を焼き尽くし、悩める人を救い、現世に利益を施す」ことを祈願する真言宗の難行。この日まで8日間の断食を続けてきた村上了海住職(60)が炎の前に座り、真言を唱えながら約7時間、護摩木をたき続けた。介添えの僧侶や参拝者約50
0人も一緒に真言を唱和して祈った。
20年以上前から毎年参拝しているという太宰府市の松尾香代子さん(67)は「1年間元気に暮らせた感謝の気持ちでお参りしました。来年はうれしいことの多い年にしたい」と話していた。
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