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- ID:
- 46191
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0528
- 見出し:
- 桜の樹勢回復へ連携 稲沢高と名古屋産業大
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20100527-OYT8T01355.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 国の天然記念物に指定されている木曽川堤の桜並木の樹勢を回復させようと取り組んでいる稲沢市の県立稲沢高校(林広志校長)が27日、名古屋産業大学(伊藤雅一学長)と連携事業協定を結んだ。
同高では2年前から、環境デザイン科の生徒らが桜の古木の幹から新しい根を出させる「不定根法」を実施してきた。元気になった桜は二酸化炭素を吸収する光合成を活発に行うため、同大が環境教育の一環として行っている二酸化炭素の測定によって、樹勢回復の効果を検証しようというのが連携の
狙い。
枝の一部をビニールで覆って二酸化炭素の濃度を測定し、常時測定装置で調べた地域全体の濃度と比較するなどして効果を見極めるという。同高デザイン科3年の笠原一輝君は「弱った木が作業によって回復したのかどうか、数字でつかめれば」と話した。
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