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- ID:
- 49134
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1215
- 見出し:
- 温室効果ガス 20年度に30%削減/鹿児島県計画
- 新聞・サイト名:
- 373news
- 元URL:
- http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=28750
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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鹿児島県は13日、2020年度の県内温室効果ガス排出量を京都議定書の基準年1990年度比で30%削減する地球温暖化対策実行計画の骨子案を明らかにした。同じ基準年と年度で設定する国の削減目標(25%)を上回り、来年3月の決定を目指す。県地球温暖化対策課が県議会環境厚生委員
会に報告した。
同課によると、08年度の県内排出量は1416万6000トン。現状のまま推移すると、20年度は1340万5000トンとなり90年度比で12.4%増えると推計され、大幅な削減が必要と判断した。
骨子案では「事業活動」「日常生活」などに分類した10の重点施策を打ち出し、新エネルギー導入促進や省エネの啓発に取り組む。その結果、森林9件吸収分と合わせて20年度排出量を850万トンに抑える。50年度の削減目標は国と同じ80%(90年度比)とした。
計画は県地球温暖化対策推進条例などに基づき策定し、対象期間は11~20年度。県は骨子案をホームページで公表して1カ月間意見を募り、環境審議会を経て決定する。
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