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- ID:
- 48634
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1111
- 見出し:
- 森林税で保全検討 高島のトチノキ巨木林
- 新聞・サイト名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101110/CK2010111002000120.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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嘉田由紀子知事は９日の定例会で、高島市朽木地域にあるトチノキの巨木林の保全について、森林税「琵琶湖森林づくり税」を財源に充てることも視野に、調査する考えを明らかにした。
嘉田知事は、トチノキが水源の森として生かされていた環境面や文化的価値などの観点から「公益性がある」との考えを示し、琵琶湖森林づくり税を財源として保全する施策に意欲を見せた。
朽木地域は、樹齢２００～４００年のトチノキの巨木林が残り、直径１メートル以上の巨木が１６０本以上はあったと推定されている。ここ２年で所有者の依頼を受けた民間業者によって、５０本ほどが伐採されたという。
しかし、公金を投入しても売買契約を解除する効力はなく、具体的な保全方法については「慎重にならざるを得ない」とした。嘉田知事は「まずは県民のみなさんに税金を使うことに納得していただく必要がある」とも述べた。
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