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- ID:
- 48252
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1019
- 見出し:
- 息のむ絶景 30人が松見の滝見学
- 新聞・サイト名:
- 北海道新聞
- 元URL:
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/aomori/255966.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 三八上北森林213件管理署は16日、「ブナ林散策と松見の滝見学会」を開き、約30人の参加者が十和田市奥瀬にある松見の滝までの往復約10キロの林道を4時間かけて歩き、紅葉に染まる絶景を楽しんだ。
日本の滝100選に選ばれている松見の滝は、黄瀬川の約9キロ上流にある。普段は林道入り口のゲートを閉じており、往復約18キロを歩かなければならないが、同日参加者は半分の行程を森林213件管理署の車で移動した。
途中の林道沿いは、ダイモンジソウなどの山野草やナメコなどキノコ類も豊富で、参加者は管理署職員の解説を聞きながら、秋の奥入瀬路を散策した。
滝の手前1キロからは、険しい下りの山道。ぬかるみに注意しながら一歩一歩下りると、眼前に約90メートルの高さから落下して水しぶきを上げる松見の滝が現れた。滝の両脇はモミジやトチが赤や黄色に染まり、参加者たちは疲れも忘れて絶景に見入っていた。
同管理署の田尻明彦署長によると、夏の猛暑のせいか、滝付近の広葉樹は昨年よりやや色づきが物足りないという。それでも、八戸市から家族で参加した佐藤友亮君(三条小6年)は「思っていたより滝が高くて迫力がある。参加して良かった」と笑顔で話していた。
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