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- ID:
- 48226
- 年度
- 2010
- 月日:
- 1019
- 見出し:
- 剣山、鮮やかな赤 猛暑の影響、県内の紅葉は遅れ気味
- 新聞・サイト名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://mytown.asahi.com/areanews/tokushima/OSK201010180138.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 三好市東祖谷の剣山（１９５５メートル）付近で紅葉が始まり、鮮やかな赤の色合いを見せている。県内の紅葉は例年より１週間ほど遅いという。１８日早朝、同山山頂で初霜と初氷が見られた。足取りの遅い秋のすぐ後ろに、冬の足音が迫っている。
三好市東祖谷の自営業小椋義勝さん（４５）は毎年１０月、剣山に登る。今年は１４日、長女ら小学校の児童の遠足に同行し紅葉を撮影。「今年は台風がなく、木の葉の傷みが少なくてとてもきれい」。剣山頂上ヒュッテによると、見ごろは２５日ごろまで。
紅葉スポットがある県内の自治体や観光協会によると、今夏の猛暑の影響で、紅葉は例年より１週間ほど遅れるという。ただ、急な冷え込みがあれば、早まることもあり、「今年の見ごろの予測は難しい」と口をそろえる。徳島地方気象台によると、今後、一日の最低気温は平年より高めに推移するという。主
な紅葉スポットの例年の見ごろは表の通り。問い合わせは県観光協会（０８８・６５２・８７７７）へ。
この日、剣山頂上ヒュッテ３代目の新居智次さん（５２）は早朝、ヒュッテの庭の洗面器に薄く氷が張り、霜が降りているのを発見した。山頂付近に出向いて、木製の山道に降りた霜を撮影。
「今年も、ヒュッテを閉める時期が近づいてきたな」。「剣山」の文字は、妻和世さん（４８）が書いた。霜も氷も昨年より８日遅いという。
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