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- ID:
- 46035
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0519
- 見出し:
- ヒノキ間伐材でイカ産卵床作り 尾鷲市が小学校の授業に
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20100518-OYT8T01186.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 尾鷲市立三木里小学校の全児童23人が18日、尾鷲ヒノキの間伐材を利用した、アオリイカの産卵床作りに挑戦した。市は今年度から児童向けの授業に本格的に取り入れた。
同市は間伐材の再利用につなげようと、5年前から尾鷲ヒノキをアオリイカの産卵床として、市内の海底に沈める取り組みを続け、これまでにほとんどの産卵床で産卵が確認されている。
児童はまず、写真や映像を見ながら、間伐材やアオリイカについて学び、市職員からは、産卵床は自然に返るよう、天然素材の麻などを使っていると説明を受けた。その後、児童は、麻袋に入った重りをロープで間伐材にくくり付け、産卵床を作った。4年生の矢口真紘さん(9)は「間伐材のリサイクルになる
と聞いて、いいことだと思った」と話していた。
市は今後、市内3校の小学校でも同様の授業を行う予定で、「児童が地域の環境や観光産業について関心を深めるきっかけになれば」と話している。
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