v10.0
れていない。
- ID:
- 47875
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0927
- 見出し:
- 日本刀作りに岡山産ヒノキ炭 瀬戸内で全日本刀匠会事業部が試験
- 新聞・サイト名:
- 山陽新聞
- 元URL:
- http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010092600075084/
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 日本刀作りに欠かせない松炭に代わり、岡山県産ヒノキの間伐材による炭が使えることが25日、瀬戸内市長船町長船、備前おさふね刀剣の里で行われた全日本刀匠会による試験で分かった。
この日、同会事業部による刀匠を対象にした技術講習会で行われ、同県美咲町で刀匠たちが自ら窯出しした炭を使った。
刀匠の川崎晶平さん(42)=埼玉県美里町=が玉鋼を折り返し鍛錬。ふいごで空気を送ると高温を示す青白い炎が上がった。川崎さんは炎の色や音などから「松炭と火力は変わらない。炭の減りはやや早いが、軽くて使いやすい」と合格点を出した。
松炭は1キロ約200円で刀を一振り制作するのに120キロが必要。ヒノキ炭の価格は松炭の約6割であることから、同事業部は「ヒノキ炭の安定需要があれば林業90件振興にもつながる。日本刀の伝統を守るため地域と連携し、可能性を研究したい」としている。
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