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- ID:
- 47845
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0924
- 見出し:
- ヒノキの机、椅子で授業 生徒らの間伐材で作製
- 新聞・サイト名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/mie/news/20100923ddlk24100293000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
-
校舎改修中の愛農学園農業高
校舎改修工事中の伊賀市別府の愛農学園農業高校(77人)で22日、生徒たちが間伐したヒノキを使った机・椅子50組が完成し、それらを使って初めて授業があった。
これまでは、スチール製のものを使っていたが、校舎改修に伴い、机、椅子も一新。今年5月、同市霧生の同校演習林で生徒たちが間伐した約50本を、津市の木製家具製造会社が加工した。3年の後藤貴之さん(17)は「自分たちの切った木なので思い入れがある。意外とがっちりしている」と話した。
同校は1964年に開校し、現在も開校当時の校舎を使っている。校舎改修は10月末に終わる予定。県内の学校では初めて外壁を発泡スチロールのようなボードで覆い、保温効果を保つ断熱工事や、太陽熱で空気を温める集熱換気システムを採用。環境に優しい構造にしている。
奥田信夫校長は「1期生だったので、校舎には愛着がある。これまでの思いを大事にしたい」と話している。25日には同校で作られた農産物や加工品を売る愛農バザーとともに、校舎見学会もある。午後2時半~同4時。
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