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- ID:
- 47773
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0917
- 見出し:
- 「あずまや」の補強を検討へ
- 新聞・サイト名:
- 朝日新聞
- 元URL:
- http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001009160001
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 八幡浜市沖新田の海岸埋め立て地の緑地公園にかまぼこ板約2万5千枚を使ってつくられた「あずまや」 (休憩所)が、強風対策などのため補強される見通しになっていることがわかった。
かまぼこ板を交互に積み上げた曲線のある帯状のあずまやは「かまぼこカーテン」 と名付けられ、高さ2・4メートル、長さ20メートルで、先月22日に完成した。
関係者によると、防腐剤が塗られたかまぼこ板が乾燥して全体に収縮したため、完成して約1週間後に、かまぼこ板を通している鉄筋のボルトがゆるみ、あずまや全体がやや不安定な状態になっているという。 現在は、強風対応の応急処置として、木材で三角形のやぐらをつくり、あずまやの端の一方を
支えている=写真。
「かまぼこカーテン」 は、市内の若者らのグループ「八幡浜元気プロジェクト(YGP)」 が芸術の町づくりの一環として制作を計画し、デザインした日本大学大学院理工学部研究科の学生らが市内に泊まり込むなどして作製した。
YGPの関係者は「補強方法は日本大学で検討してもらっているようだ。 10月末に作業に携わった学生らが直接見に来る予定なので、そこで結論が出ると思う」 と話している。
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