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- ID:
- 47761
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0917
- 見出し:
- 巨木センダンの枝折れる 南部睦合小
- 新聞・サイト名:
- 山梨日日新聞
- 元URL:
- http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/09/16/13.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 南部町の天然記念物で睦合小敷地内にあるセンダンの木の大きな枝が、長さ約10メートルにわたって折れた。老齢化が原因とみられるが地域のシンボル的存在だけに、児童や地域住民は残念がっている。町などは今後、樹木医らと相談し、樹勢の回復策に乗り出す。
同校によるとセンダンは樹齢100年を超え、幹の周囲は約4メートル、高さは約15メートル。県植物研究会発行の「山梨県巨木誌」では県内にあるセンダンの中で最も大きいとされる。14日早朝、出勤途中の男性が枝が折れているのに気付き学校に連絡。折れた枝の直径は太い所で約75センチあると
いう。
枝を撤去した町森林組合富沢支所が調べたところ内部は空洞になっていて、担当者は「老齢化が原因とみられるが、猛暑と水不足が追い打ちをかけたのではないか」と分析する。
卒業式にはセンダンの前で児童らが写真を撮るなどシンボル的な存在で、子どもたちはみながっかりした様子。6年の望月一輝君(12)、遠藤楓河君(11)、遠藤太一君(12)はそろって「枝が折れてしまったのは残念。朝、みんなが木を取り囲んでいた」と登校時の様子を話す。山田勇校長は「これ以上折町や学校は今後、折れた枝の断面に防腐剤や水の浸透を防ぐ薬品を塗り、木全体を保護していく。町生涯学習課は「天然記念物であり、なんとか後世に残していきたい」としている。
れないように、対策をとりたい」と話していた。
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