v10.0
- ID:
- 47751
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0916
- 見出し:
- 東海豪雨:発生10年 洪水の教訓、次世代に 豊田でシンポ
- 新聞・サイト名:
- 毎日新聞
- 元URL:
- http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100915ddlk23040141000c.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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東海豪雨から10年たった11日、矢作川流域に大きな被害が出た豊田市の市福祉センターで国土交通省豊橋河川事務所などの共催によるシンポジウム「洪水の教訓を次世代に伝える」が開かれた。
畠山慎一事務所長が「最近、想定を超える豪雨が相次ぎ、災害時に連携を取っていかに減災するかが重要」、鈴木公平市長も「改めて水害をどう考え、どのように行動するかを考えるきっかけになれば」とそれぞれあいさつした。
愛知工業大の四俵正俊教授は「喉元(のどもと)過ぎれば」と題して基調講演。「豊田市役所周辺など市中心部は(天井川になっており)、洪水に対して最も危険な所」と避難態勢の整備を訴えた。
続いて、中部大の松尾直規教授をコーディネーターに6人でパネルディスカッション。市内の矢作川水系森林ボランティア協議会の山本薫久評議員が「森林の保水能力を高めるため(間伐などの)活動をしている。活動には時間と労力がかかる。もっと多くの市民に知ってもらいたい」と呼びかけた。また、四
俵教授は「市のハザードマップはまだまだ粗い。避難経路を記入できるようにしてほしい」などと注文をつけた。
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