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- ID:
- 47664
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0910
- 見出し:
- イタリア北部にブナの大聖堂 国際生物多様性年に賛同
- 新聞・サイト名:
- 共同通信
- 元URL:
- http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090901000171.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- イタリア北部ベルガモ近郊の自然公園内に４２本のブナの木を大聖堂の形に植林した芸術作品がお目見えし、９日までに公開セレモニーが行われた。国連の国際生物多様性年に賛同するイベントの一つ。
もともと同国の環境芸術家ジュリアノ・マウリ氏が立案した企画だが、同氏は昨年病死。長男ら遺族が遺志を継ぎ、公園管理事務所も協力して完成にこぎ着けた。
植林したブナの木一本一本を取り巻くようにクリの木材1572件などを使った円形の飾りを置いた。飾りは高さ５～２０メートルで中央が徐々に高くなる大聖堂の形に配置。ブナの木は今後成長を続け、約２０年後には葉を茂らせた「緑の大聖堂」になる予定。
同事務所は希望者向けに、多様な生物に満ちた自然公園を含めた見学ツアーを開催する。
国連は地球上の多様な生物の保全を推進するため今年を国際生物多様性年と定めた。国連総会会期中の９月には多様性をテーマにした初の首脳級会合が開かれるほか、１０月には名古屋市で生物多様性条約第１０回締約国会議（ＣＯＰ１０）が開かれる。
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