v10.0
と話している。
- ID:
- 47588
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0906
- 見出し:
- 【県事業仕分け】知事重点施策も“聖域”なし
- 新聞・サイト名:
- 静岡新聞
- 元URL:
- http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100905000000000019.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
-
「県民の理解を得るためには、もっと成果が見えるように」―。県庁で4日始まった県の事業仕分け。仕分け人の多くが、事業の費用対効果を県民に分かりやすく説明し、税金を使うことのコスト意識や事業の改善を常に心掛ける必要性を指摘した。教育や子育て支援の分野、川勝平太知事が重点施策に掲
げる県産材活用促進事業なども“聖域”とせず「不要」の判断。約700億円をかけて建設したグランシップの運営は、仕分け人が全員一致で民間委託すべきと結論づけた。
小学1年生の親を対象にした「親学講座」(本年度予算286万円)はほとんどの仕分け人が「講座を開いて話をするだけで効果が見えない」と指摘し「不要」となった。
民間保育所の職員資質向上のための「民間保育所振興事業費助成」(578万円)も「不要」に。仕分け人は「公費が投入されている保育所運営費の中で取り組める」と指摘した。県側は「公立と民間の研修機会の公平性を考えても助成は必要」と説明したが、受け入れられなかった。
県産木材を使った木造住宅建築に30万円を助成する「しずおか優良木材の家総合支援事業費助成」(9340万円)も、県産材活用の必要性には一定の理解が得られたものの「不要」と判断。県側は「申込数が大幅に増え事業効果は上がっている」と強調したが、「30万円が県産木材を使う動機になって
いるのか」などの指摘が相次いだ。
グランシップについては「静岡県ならではの公共ホール運営の在り方を考えてほしい」などの意見が相次ぎ、抜本的な経営効率化対策を県に迫る結果となった。
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