v10.0
- ID:
- 47556
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0902
- 見出し:
- 交流拡大目指そう 「飛鳥」船内で県・ロ沿海友好協定シンポ
- 新聞・サイト名:
- 秋田魁新報
- 元URL:
- http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20100902g
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 本県とロシア沿海地方の友好協定締結を記念するシンポジウムが1日、ウラジオストクへ向かう豪華客船「飛鳥II」の船内で行われた。秋田港を活用したロシアとの貿易拡大など交流推進に向け、官民の代表5人が意見を出し合った。
パネリストは佐竹敬久知事、冨樫博之県議会議長、鈴木稔・秋田沿海州航路誘致推進協議会会長、中川潔・共同通信社アジア室長、大江尚征羽後町長の5人。秋田魁新報社の小笠原直樹社長がコーディネーターを務めた。
佐竹知事は今年3月の協定締結について、「ロシアは鉱物や森林などに恵まれた資源国。(秋田へ資源の輸入が実現すれば)本県に蓄積する鉱山関連、木材加工関連の技術を生かせる。開発が進む極東ロシアに食い込むことは本県のビジネスチャンスにもなる」と述べ、経済交流拡大を図る考えを強
調。「鉱山、木材加工、農業という本県の三つの強みをどう生かすかが課題だ」と述べた。
鈴木会長は秋田港とボストーチヌイ港を結ぶ定期コンテナ航路の誘致に向けて、「(確保できる輸出入の)貨物量を把握するため、県内企業などでロシア荷主会を立ち上げたい」と述べ、ロシアの船会社に実際の貨物量を示して交渉に当たる考えを示した。
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