v10.0
- ID:
- 47387
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0825
- 見出し:
- 遊びのなかの色と形 クルト・ネフ&アントニオ・ヴィターリ 3
- 新聞・サイト名:
- エキサイトイズム
- 元URL:
- http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_19963/pid_4.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 「Tastspiel(タッチテスト)」もネフ氏が手がけた玩具である。9つの円にはそれぞれ違う素材が貼られており、手指の感覚だけを使って同じ素材かどうかを当てるゲームだ。単純だが実際に触ってみると面白い。
ネフ社は、初期の頃から才能のあるデザイナーとコラボレーションして新しい玩具を生み出すというスタイルをとっていた。これは、ネフの玩具に非常にかかわりの深いデザイナー、ペア・クラーセン氏の代表作「Cubicus(キュービックス)」である。
これは2.5cmの小さな立方体を基本パーツとし、10個のパーツで構成された積み木。小さな立方体の土台で、その対角線方向に積み上げていく積み木は当時革命的とも評された。クラーセン氏は、キュービックスの他にも幾何学的なフォルムと物理学・数学的な考え方から生まれた玩具(トイ・オブジェ)を多
く作り出している。
..