v10.0
- ID:
- 47287
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0818
- 見出し:
- 王子紙が反発、円高追い風にパルプ・紙は業種別値上がり率2位に
- 新聞・サイト名:
- サーチナニュース
- 元URL:
- http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0817&f=business_0817_137.shtml
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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王子製紙
<3861>が一時6円高の419円まで上げるなど反発。TOPIX業種別株価指数で「紙・パルプ」は1%を越えて上昇し、全33業種の大半が下落する中で値上がり率2位と堅調展開が続いている。日本経済、株式市場は景気押し上げ期待の輸出関連各社が円高により収益懸念が膨らむなか、厳しい状況から抜
け出せないでいる。そんななか、製紙用木材チップなど原材料を海外に頼っていることから、紙・パルプ業界には円高は追い風となることから、円高時に買える銘柄・セクターとして個人投資家など短期資金の買いが流入している。
同社株だけでなく、日本製紙グループ本社 <3893>が続伸し、大王紙 <3880>が変わらずを挟み3日続伸、レンゴー <3941>が小幅に4日続伸している。
同社が7月30日に発表した10年4~6月期連結経常利益は前年同期比39%増の153億7300万円と中間期予想に対する進捗率は61.5%に達した。印刷用紙や段ボール原紙が底入れし、コスト削減や高値在庫の解消に円高が追い風となった。もっとも、政府・日銀は景気を押し下げる要因として円高を注視しており、いつ、円高阻止に向けた政策を打ち出すかは不明・・。円高を理由の上値買いに走るには限界がある?
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