v10.0
- ID:
- 47150
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0806
- 見出し:
- 天然記念物ハナノキ倒れる 滋賀県の八幡神社
- 新聞・サイト名:
- 47NEWS
- 元URL:
- http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080501000805.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 5日午前4時ごろ、滋賀県東近江市南花沢町の八幡神社で、境内にある国の天然記念物「南花沢のハナノキ」(高さ約12メートル)の幹が倒れているのを参拝者が見つけた。境内の建物は無事だった。
1921年に天然記念物に指定。聖徳太子がこの地を訪れて食事した際、使ったはしを植樹したとの言い伝えもあり、名木として知られている。
市教育委員会によると、近隣住民が大きな音を聞いた4日午後9時ごろに倒壊したとみられる。樹齢は400~450年で、主幹の周囲は約4メートル。枯れて中が空洞になり、2008年から土壌を改良して回復に努めていた。主幹から伸びた枝に異常はなかった。
ハナノキは長野、愛知、岐阜、滋賀の4県にのみ自生。愛知の県木で環境省の「レッドデータブック」に絶滅危惧種として登録されている。
..