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- ID:
- 47128
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0805
- 見出し:
- 埋没林と水田跡が出土 弥生人の活動生々しく伝える 奈良・中西遺跡 (1/2ページ)
- 新聞・サイト名:
- MSN産経
- 元URL:
- http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100804/acd1008042053005-n1.htm
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 奈良県御所市の中西遺跡で、弥生時代前期(約2400年前)の大規模な埋没林と水田跡が見つかり、奈良県立橿原考古学研究所が4日、発表した。火で焦がしながら石(せき)斧(ふ)で伐採した痕跡が残る切り株も初めて確認されるなど、当時の生活を生々しく伝える貴重な発見。橿考研は「森林と水田
が同時に、かつこれだけ大規模に見つかるのは全国で初めて。弥生時代の集落の周辺に広がる景観のモデルになる」としている。
見つかったのは森林域約3千平方メートル、水田域約1700平方メートル。洪水による砂により厚さ1~1・5メートルが「真空パック」され、埋没した時点の状況をそのまま残している。
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