v10.0
- ID:
- 45898
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0507
- 見出し:
- 虹の松原で害虫被害総点検県や唐津市など
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20100507-OYT8T01183.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
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県や唐津市、佐賀森林管理署などで組織する県森林病害虫等防除連絡協議会は7日、同市の国特別名勝「虹の松原」一帯で、マツクイムシ被害の総点検をした。葉が枯れている被害木は29本発見され、前年より7本少なかった。
マツクイムシの被害は、マツノザイセンチュウ(体長約1ミリ)が松に侵入して細胞を壊してしまうことからおきるとされる。媒介するマツノマダラカミキリが成虫となる前の毎年5月初旬に総点検している。
行政やボランティア団体のメンバーら約60人の参加者を前に、同協議会長の坂井俊之市長は「松原を日本、唐津のシンボルとして守っていきたい」とあいさつ。6班に分かれて、約200ヘクタールの松林内を歩いてチェック、被害木には白いチョークで印をつけた。後日、佐賀森林管理署が被害を食い止める
ために伐採する。
マツクイムシを防除する薬剤の空中散布は25日と6月16日に行われる予定。
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