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- ID:
- 46820
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0714
- 見出し:
- 吉野の桜保護策考える
- 新聞・サイト名:
- 読売新聞
- 元URL:
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20100713-OYT8T00963.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
-
6日サミット ミニコンサートや講演
桜によるまちづくりを進める自治体が全国各地から集う「第19回さくらサミットinよしの」(読売新聞大阪本社など後援)が16日午前9時から、吉野町の吉野山ふるさとセンターで開かれる。桜の名所で知られる吉野山でも樹勢の衰えが確認され、保護活動への取り組みは重要性を増している。サミットでは
、講演や討議を通じて、未来に守り伝えるために必要な方策を考える。
さくらサミットには、北海道から九州まで21の自治体が加盟。吉野町での開催は、1994年の第6回以来、2回目となる。県内からは、桜の名所がある大和高田、大和郡山両市、下北山、東吉野両村もオブザーバーとして参加する。
吉野の桜をテーマとしたミニコンサートの後、前吉野町長の福井良盟・竹林院住職が「日本人の桜」と題して講演。吉野山サクラ調査チームの小島玉雄・事務局長が吉野山のヤマザクラの現状などを報告する。全体会議では、「未来へ!桜を守り育てよう」をテーマに、後継者育成の取り組みなどについて
話し合う。
会場では、読売新聞大阪本社の写真部記者らが吉野の四季の風景を撮影した写真や、俳人協会の会員らが詠んだ俳句の展示も行う。
吉野町は「これまでのサミットは、桜をどう地域おこしにつなげるかが主だったが、今回は守っていくための対策を話し合う。自分たちが住む地域の桜に愛着を持つきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。
入場無料。申し込みは不要。定員100人。問い合わせは吉野町観光商工課(0746・32・3081)。
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