v10.0
的にも珍しいという。
- ID:
- 46533
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0623
- 見出し:
- 重さ16トン、玉島川の川底から巨木 唐津市
- 新聞・サイト名:
- 佐賀新聞
- 元URL:
- http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1668500.article.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 唐津市浜玉町の玉島川で、河川改修工事中の川底から、クスとみられる巨木の一部が見つかった。上流から流され、長期間埋まっていたらしいが、年代を知る手がかりはない。日本書紀に神功皇后が釣りをした伝説も記された川だけに、工事関係者は「ありがたい神木では」と驚いている。
巨木は幹が半分程度裂けた状態で、高さ7・5メートル、最大幅5メートル、重さ16トン。根の部分が一部焼けたように炭化している。
工事中、地中から10センチほど出ていて邪魔だったため、取り除こうとしたが簡単には動かせず、最後は重機2台で2時間かけて掘り出した。引き上げには60トンクレーンを駆り出し、工事業者の会社敷地に運んだ。
唐津市文化課の学芸員が調べたが、三養基郡上峰町で見つかった約9万年前の太古木のように、阿蘇の火砕流被害を示す炭化物の地層は周囲になく、オノやノコを使った人為的な加工の形跡もなかった。「文化財とは言えず、あえて言えば、ただの巨大な流木、でしょうか」という。今後の扱いは、工事を
発注した唐津土木事務所と相談する。
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