ID :
3427
公開日 :
2007年
4月 8日
タイトル
[「浜田市に桜を育てる会」が会員募集
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新聞名
山陰中央新報
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=357782004
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元urltop:
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写真:
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浜田の桜を市民で守ろう-。浜田市野原町、竹迫町一帯に桜を植樹、管理する「浜田市に桜を育てる会」が、新規会員を募っている。会員の高齢化などに伴い、会費収入が減り、維持管理費が賄えなくなって
いるため。千本の植樹は達成したものの、まだ手入れが必要な若木も多く、市民の協力を呼び掛けている
一九九四年に発足した同会は、当時、年一万円の会費を集め苗木を購入。建築組合、市民グループ、日本さくらの会からの寄贈も合わせ、計千三十五本を植えた。この時期、県立大や市総合福祉センター、多目的広場
周辺で、ソメイヨシノや大島桜などが、美しい花を咲かせている
植樹後も同会で管理を担うため、現在は、会費を年三千円として、肥料や水やり、枝切りなどの費用を捻出(ねんしゅつ)。特に、大学裏手の桜は、まだ若く、病にかからないよう継続的な手入れが必要となっている
ただ、ピーク時に五百五十人を数えた会員が減少。発足時、六十-七十代だった会員が亡くなったり、転居し、今では約三百人に。年百万円の維持管理費を工面しづらくなっている
島田康夫会長は「日照りや病で立ち枯れになる木もあり、植樹後も、世話は続けなければならない。美しい桜を残すためにも、会員が増えてほしい」と話す
同会は、八重桜が見ごろを迎える十五日、同市野原町の多目的広場で、正午から観桜会を開催。現地で会員登録を受け付ける。イベントでは、おでんや山菜てんぷら、焼きそばなどの店を出すほか、舞台もある
問い合わせは島田病院(電話0855・22・2511)