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ID :  2510
公開日 :  2007年  1月19日
タイトル
[開発局は新年度から、道内唯一の国営公園「滝野すずら
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070119&j=0019&k=200701190010
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写真:
 
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開発局は新年度から、道内唯一の国営公園「滝野すずらん丘陵公園」(札幌市南区)の「森林体験ゾーン」(一○三・九ヘクタール)で主要施設の建設など、造成を本格化する。  開発局は同ゾーンを「誰もが深い森の中で森林浴や体験学習などの、野外活動を楽しむことができる場所」と位置付ける。主要施設として《1》森全体を見渡せ、象徴となる高さ二十メートルの「森見の塔」《2》インフォ メーションセンターの役割を持つ「交流館」《3》周辺の豊かな植生を持つ沢の学習拠点となる「沢の教室」を整備する。  さらに「交流館」を拠点に全長四十メートルの空中回廊を設置。高低差のある場所にはエレベーターを設け、車いすの人や高齢者でも、森の中を散歩できるようにする。二○○九年開園予定だ。  開発局は今後、NPOなどと連携し「野外活動プログラム」の具体的な内容や実施方法について検討する方針。「オープン時には自然観察会などの催しを随時提供できるよう、準備を進めたい」(都市住宅課)としてい る。  一方、同公園の「自然観察ゾーン」(九九・五ヘクタール)は新年度に実施設計に入り、シラネアオイの群生地やカラマツの森など、豊かな自然が楽しめるよう、遊歩道や水生植物園などを整備する。同ゾーンは一○年 春のオープン予定で、一九七八年から整備を始めた同公園はこれで全園開園することになる。  新年度以降の事業費は二ゾーン合わせて約四十億円。同公園の総事業費は四百七十億円になる見込みだ。