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木造建築のネツト記事
ID :  15738
公開日 :  2010年  4月 7日
タイトル
[鈴春工業が20年ぶり自社製品 不況下、高技術で勝負
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100408/CK2010040802000173.html
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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ピアノ、家具製造の鈴春工業(磐田市)が、耐久性に優れた小型の整理だんすを開発した。同社としては20年ぶりの自社製品。不況で個人消費が冷え込む中、木工で培った高度な技術をもとに、高付加価値 の商品を世に出したいと意気込む。
 同社は1951年に浜松市で創業。ヤマハのピアノ部品や、ソニーのテレビ台など大手向けに、相手先ブランドによる生産(OEM)が中心で、その木工における優れた技術が広く評価されてきた。大手からの依頼が多く、 同社の自社製品は、20年以上前にちゃぶ台やテーブルなどを手掛けた後はなかった。
 今回開発したたんすは、幅80センチ、奥行き45センチ、高さ100センチ。通信販売の「通販生活」が、同型のたんすを探していると知り、09年春に開発に乗り出した。
 たんすの設計や開発を独自で行い、引き出しのレールをメーカーと共同開発。JIS基準に定める2万回を超える3万回の開閉検査も通過して、今年3月に完成した。
 「コンパクトチェスト」の名称で、「通販生活」から3月中旬発売。価格は4万1475円で、発売2週間で50台が売れるなど、好調な滑り出しを見せている。
 同社の橋本征司専務は「今後もチャンスがあれば、自社製品の開発を進めていきたい」と話している。問い合わせは同社=電0538(66)1337=へ。