ID ：
15638
公開日 ：
2010年 4月 2日
タイトル
［端材活用ロボット作り ６日から那珂川町 大工の土山さん木彫展
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/162944
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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那珂川町別所の大工土山康徳さん（３９）が、新築の家の柱などの端材を使って機動戦士ガンダムやオートバイ、宇宙戦艦などの木彫作品を制作している。「廃材で好きなロボットたちを」と取り組んで３年。
完成した作品が１０点を超え、６日からは、その成果を同町仲２丁目のミリカローデン那珂川の１階エントランスロビーに展示する。１１日まで、入場無料。
土山さんは、中学を卒業後、父辰雄さんの跡を継ごうと定時制高校に通いながら大工修業をした。近年は、腕を見込まれて、高級感のあるヒノキ造りの家を頼まれることも多くなった。子どものころ、プラモデル作りが大
好きだった土山さん。建築中、切り落としたヒノキの端材の山を見ているうちに「もったいない。何かもう一度ヒノキに命を吹き込みたい」と考え、休日に自宅で作品作りを始めた。
今回、展示するのは高さ８６センチ、重さ約４０キロというガンダムの連作やスポーツカーの「ランボルギーニ ディアブロ」、アニメ「キャプテンハーロック」に登場する宇宙戦艦アルカディア号など。大きいものは約１５
０のパーツでできているという。木片をノミとノコギリで加工して仕上げた。
土山さんは「楽しんでやってきた制作。これからは、創作の分野へ作品の幅を広げていきたい」と話している。