ID :
15495
公開日 :
2010年 3月26日
タイトル
[建築廃材使いサッカーボール
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20100325mog00m040043000c.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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エコに気づくきっかけに」
【静岡】廃材を使った木製のサッカーボールの置物を、静岡市清水区村松の建設業、堀泰志さん(36)が作っている。堀さんは「ゴミも工夫次第でおもしろいものに生まれ変わる。普段の生活の中でエコに気づくきっかけ
にしてほしい」と語る。
堀さんによると、新築住宅1棟を完成させると、平均でコンテナ5台分にあたる約10立方メートルの廃棄物が出る。「このゴミを何とか減らせないか」と考えたのが制作のきっかけ。「サッカーのまち清水」をアピールでき
るものを、と約8年前に試作した。
腰板用のスギやヒノキの切れ端から、1辺約5センチの正五角形を12枚、正六角形を20枚切り出し、へりの角度が67度になるように、カンナで削る。これを接着剤で部品をつなげば完成だが、大きさや角度に少しで
も誤差があると、球形にならず、作業には技術が求められるという。
数年前から、物件が完成すると施主にプレゼントするようになり、これまで30個以上配った。
今では、評判を聞いて施主以外からも注文があるといい、「再利用できる量はわずかだけど、ゴミを楽しんで減らす工夫ができることを知ってほしい」と話している。