ID :
15400
公開日 :
2010年 3月18日
タイトル
[木質ペレット燃料装置、製造業・農家向け参入 新越金網
.
新聞名
日本経済新聞
.
元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20100317cfb1702117.html
.
元urltop:
.
写真:
.
調理・キャンプ用品製造の新越金網(燕市、山後春信社長)は、木質ペレットを燃料とする産業用ボイラーの市場に参入する。これまでの一般用ストーブに加え、5月に工場用ボイラー、今夏に農業用ヒータ
ーを売り出す。木くずなどから作る木質ペレットは灯油より燃料コストが高いが、原油高への備えや環境対策として製造業や農家の需要は大きいと判断した。
産業用ボイラーは、同社の子会社でペレットストーブ製造・販売のさいかい産業(新潟市)が手掛ける。5月発売の工場用ペレットボイラーは蒸気の圧力を利用するスチーム式で、高さが約170センチメートル。最大熱量
は5万キロカロリー時で、60~80キログラムのペレットで1日稼働させることができる。
電解研磨に使う薬品を温める作業などの用途を想定。1月末から燕市内の協力工場で実証実験を始めた。まずガソリンスタンドで扱い、燕市内の製造業に売り込む。価格は100万円前後とする予定。初年度40~50台の
販売を目指す。