.
.
元URL.
.
.
.
福山市神村町の山頂に広がる農場で、高さ18メートルのミズナラの木を柱に利用してつくられていた“ツリーハウス”が完成した=写真。同町在住の寺岡卓三さん(79)が昨年11月下旬から農作業の合間に
作業を始め、当初はゴールデンウイークごろの完成を予想していたが、製作に夢中になって2カ月ほどでできあがった。農場のボランティアと共にハウスづくりを進めてきた寺岡さんは「楽しくなって、ほかのことが手につ
かなかったんです」と笑う。
ツリーハウスは4階建て。建材は里山維持のために伐採した約180本の竹を使用した。約50人は上がれる2階には切り株でこしらえたテーブルやいすがおかれ、くつろげるスペースになっている。3階までは階段だが
、4階へは垂直なはしごを上る。4階から見下ろす光景はまるで木登りを達成したかのようだ。
「遊びにきた子どもたちも最初ははしごに腰が引けているが、いつしか簡単に上り始めるんですね。ツリーハウスでぜひ冒険を楽しんで」と寺岡さん。見学などの問い合わせは寺岡さん(090・3177・6981)へ。++/d
iv++