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ID :  14841
公開日 :  2010年 2月 1日
タイトル
[「木づかい」工夫選考会 飯田、端材で本立てに最優秀賞
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_142922
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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飯伊森林組合(飯田市)や飯田市など6団体・企業でつくる「南信州木づかい協議会」は30日、「南信州木づかいコンテスト」の選考会を同組合で開いた。飯田下伊那地方で木材利用を進めようと初めて開催。
3部門に伊那谷から計26点の応募があり、これまでの一般投票で絞り込んだ10点を審査。端材で本立てを作った飯田市正永町の自営業、杉浦恒雄さん(65)が総合最優秀賞を受けた。
 「建築」「家具・雑貨」「仕組み・アイデアその他」の3部門。建築会社が手掛けた住宅や、個人が製作した木工品などが寄せられた。29日までの5日間、同市役所など市内4カ所に作品の写真と説明文を掲示し、215人 から投票を得た。選考会では得票の多かった10点の出品者が製法や木へのこだわりについて発表。木材への親しみやすさや、普及の可能性などの観点で評価した。
 2年前に自宅に工房を構えた杉浦さんは「余った材木にも歴史がある。今後も地元の木を生かし切るよう取り組みたい」と話した。このほか、学有林に遊び場を整備した同市千代小学校が「仕組み-」の部門賞に選ばれ るなどした。
 協議会は、森林資源の地産地消を目指して昨年8月に発足。会長の林和弘・飯伊森林組合長は「地域の木材利用は活性化につながる。こうしたアイデアによる商品開発にも期待がかかる」と話した。