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木造建築のネツト記事
ID :  14023
公開日 :  2009年 11月17日
タイトル
[売り出せ、くずまきペン 町森林組合が発
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091116_16
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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葛巻町森林組合(中崎和久組合長)は「くずまき森のペン」を発売する。ノック式ボールペンの軸に、同組合が商標登録している「岩手くずまき高原カラマツ」を使用。特有の鮮やかな木目がぬくもりを演出する ペンを売り出し、建築材として需要が高まる町産カラマツのブランド強化につなげる戦略を描く。
 ペンは三菱鉛筆(本社東京都品川区)が製造。部材を特殊な処理で圧縮することでペンの部品として使えるようになる。同社は北海道のシラカバ、青森県ではヒバやリンゴなど各地を代表する木材による製造を地元 と連携して行っている。これまで48種類あるが、本県では初めてという。
 カラマツは重さや強度があり、きれいな木目もペンに向いている。中しんは既製品を交換でき、長く使用できる。
 同組合は2007年にカラマツ材を商標登録した。出荷木材にシールを張り、町産の高品質材であることを証明するとともに、酪農やクリーンエネルギーで注目を集める「くずまきブランド」を前面に出している。
 カラマツは、阪神大震災以降「耐震」がキーワードとなる中で強度が注目されるようになった。同町は面積の86%が森林で、このうち約2割の7800ヘクタールが人工カラマツ林。同組合は伐採した素材を近隣市町の 業者に依頼してラミナーと呼ばれる板にし、町内の高吟製材所(高橋宏寿社長)で集成材に加工して出荷している。
 同組合の竹川高行参事は「カラマツの特徴が出て、いい出来栄えだ。くずまきブランドを発信する一つのアイテム(品目)として活用していきたい」と期待を込める。
 ペンは同組合への注文に応じて販売する。16日から受け付けを始めた。カラマツを説明するしおりを添えた箱入りで1本2100円(送料別)。問い合わせや注文は同組合(0195・66・2533)へ。