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木造建築のネツト記事
ID :  12024
公開日 :  2009年 6月 4日
タイトル
[合板研究所がおくる優しいストライプが魅力の合板インテリア
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新聞名
PRONWEB Watch
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元URL.
http://www.pronweb.tv/modules/newsdigest/index.php?code=1473
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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東京から世界へ向けてライフスタイルを提案する、インテリアの総合国際見本市「interiorlifestyle」。本日まで東京ビッグサイトで開催されているinteriorlifestyleには、国内外問わず652社もの企業が参加 しているビッグイベントだ。
 その中で「合板という素材でもっと面白い事ができるのでは?」という発想のもと、独自のセンスが光るプロダクトを展示していたのが合板研究所である。
 デザインスタジオ「DRILLDESIGN」と、ファクトリー「FULLSWING」のコラボレーションで企画された素材は、カラフルな厚紙と曲げベニヤを積層した“クローバー合板”や、一見通常の積層合板に見えるが、フラッシュ 構造(骨組みの上に合板を貼り中を空洞としたもの)で軽量化した天板用の合板などが展示されていた。
 特にクローバー合板を使ったウッドインテリアは、ペイントでストライプ柄を施したウッドチェアとは違い、厚紙ならではの柔らかな雰囲気を醸しだしており、実際に使ったときに多少傷を付けてもストライプが消えない メリットも期待できる。
 あくまでプロトタイプとして展示したそうだが、現段階での完成度も高く人気が出そうなアイテムである。
 しかし、クローバー合板に用いられる“厚紙とベニアを積層する工法”に対応可能な製造ラインを持つ企業が少なく、ワンオフの手作り製作ゆえにコスト的に割高になってしまい、これまで商品化に結びついていなかっ たそう。
今回のinteriorlifestyleに出展したことで、クローバー合板を製造可能な企業から声がかかったそうで、近い将来にはライフスタイル系のセレクトショップなどで、合板研究所発のインテリアが発売されているかもしれな い。
 合板研究所では引き続き製造、販売面でのパートナーを募集している。
 新らしさの中に、どこか懐かしさを感じるプロダクトに興味を持ったならば、DRILL DESIGN内の合板研究所オフィスに問い合わせのこと。