ID :
11606
公開日 :
2009年 5月 8日
タイトル
[地元木材の魅力PRへ 村役場にモデルルーム 壁やウッドデッキを再現
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/93988
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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宮崎県諸塚村は、地元木材を使った住宅モデルルームを村役場庁舎内に設置した。実際と同じスギやヒノキを使って壁や梁(はり)、ウッドデッキを再現しており、来庁者に魅力をPRし、基幹産業の林業振興を
目指す。
諸塚村は面積の約95パーセントが山林。森林組合などと連携し、1997年から地元産木材を住宅1棟に丸ごと使った「産直住宅」の販売に取り組んでいる。木材は秋に伐採し、ひと冬かけて自然乾燥させるのが特徴で
、香りや色つやが良く、狂いも少ないという。
モデルルームは村民ホールだった空間を改装して開設。約65平方メートルのスペースに木材5.8立方メートルを使い、テーブルやベンチ、書棚を設置した。来庁者や職員には「木のぬくもりを実感でき、気持ちが安ら
ぐ」と好評だ。
同村産直住宅推進室は「価格競争は厳しいが、良質な木材を提供して販路拡大につなげ、将来も山を守っていければ」と話している。問い合わせは同推進室=0982(65)1116。