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木造建築のネツト記事
ID :  10439
公開日 :  2009年 2月 5日
タイトル
[大成建設は建設廃木材などのバイオマスを主原料にエンタノールを抽出
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新聞名
サーチナニュース
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元URL.
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0206&f=business_0206_009.shtml
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写真:
 
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大成建設 <1801>は、建設廃木材、木クズ、剪定材などの木質系バイオマスを主原料にエンタノールを抽出。2008年1月から年間1400キロリットル製造している。大栄環境が関西地区で木材廃棄物を集め、月島機械 <6332>と丸紅 <8002>の技術で同社がプラント建設を担当。エタノール発酵菌はアメリカでトウモロコシからエタノールを製造するのに使われているもの。日本では、木造住宅の建て替えで廃木材が多いため、トウモロコシより木材とい うことになった。
  エタノールができるまでの工程は次の通りだ。集められた廃木材を破砕して加水分解しエタノール菌を加え発酵させる。エタノール発酵菌が糖分を効率よく発酵してエタノールに変換するため栄養材として『おから』を 加える。発酵した低濃度のエタノールを濃縮・蒸留・脱水の操作を行うことによって、ガソリンに添加できる濃度まで濃縮し出荷する。出荷先はすべて大阪市向け。
  運営会社はバイオエタノール・ジャパン・関西株式会社。早い時期に年4000キロリットルの製造を目標としている。関西から全国へ広がることも期待される。(