ID :
10316
公開日 :
2009年 1月28日
タイトル
[木材ふんだん 茶色基調に 人吉駅 レトロに変身 SL運行に合わせ
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/73952
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元urltop:
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写真:
イラストが説明として掲載されていました
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4月25日から熊本‐人吉間を走る蒸気機関車「SL人吉」の運行に合わせ、JR九州は発着駅となる人吉駅(人吉市)を、茶色を基調にしたレトロな雰囲気に改修する計画を発表した。外観や内装には木材をふ
んだんに使い、改札口にはのれんを飾るなど「温泉町らしい風情と落ち着きを醸し出した」(同社)雰囲気を演出する。
一方、人吉市も「ゆったりと観光プランを練ってもらおう」と構内にある観光案内所の面積を現在の2倍に拡大する予定。SL人吉の到着を機に、駅は玄関口としての「顔」と「機能」をより高めることになりそうだ。
駅改修のデザインは、九州新幹線「つばめ」などを手掛けた水戸岡鋭治さんが担当し、2月に着工する予定。人吉城のやぐらを模した既存の駅舎を生かしながら、駅正面の壁には細い角材を並べた「連子(れんじ)格子
」を設置する。コンコースや待合室には木製の長いすを置くほか、トイレの前にものれんを下げる。このほか、JR九州はSL人吉が停車するJR肥薩線の坂本、白石、一勝地、渡の各駅も駅名標やベンチを改修する予定。
人吉駅の改修費も含め、事業費総額は5000万円を見込んでいる。